YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県国境地帯にイラク軍との合同監視所を設置(2018年8月8日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のムスタファー・バーリー広報センター長は、ダーイシュ(イスラーム国)を掃討し、制圧したダイル・ザウル県の国境地帯に、イラク軍との合同監視所を設置すると述べた。

バーリー広報センター長は声明で「イラク側と国境地帯に監視所を設置するために調整を行っている。これはテロリストが潜入し、イラク・シリア国境を往来するのを阻止するためのものである」と述べた。

『ハヤート』(8月9日付)が伝えた。

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西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)に近い「オリーブの怒り」作戦司令室は声明を出し、トルコの実質占領下にあるアレッポ県アフリーン郡のジンディールス町で7日にシャーム軍団のメンバー1人を逮捕し、処刑したと発表した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月8日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)の支配下にあるマンビジュ市で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下で活動するマンビジュ軍事評議会の軍事裁判所が武装集団の攻撃を受け、裁判所の守衛と戦闘になった。

また、マンビジュ市中心に位置するシャイフ・アキール墓地近くで爆弾が爆発した。

一方、ANHA(8月8日付)によると、トルコの実質占領下のバーブ市近郊のハズワーン村の井戸で住民1人が遺体で発見された。

地元消息筋によると、この住民は反体制武装集団に銃殺され、井戸に投げ棄てられたという。

al-Durar al-Shamiya, August 8, 2018

AFP, August 8, 2018、ANHA, August 8, 2018、AP, August 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2018、al-Hayat, August 9, 2018、Reuters, August 8, 2018、SANA, August 8, 2018、UPI, August 8, 2018などをもとに作成。

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