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米国はサウジアラビアがロジャヴァ支配地域の安定回復のために1億米ドルを供与したことを歓迎し、ロジャヴァに対して約束していた2億米ドルの支援を中止(2018年8月17日)

米国務省は声明を出し、サウジアラビアが西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)の実効支配地域の安定回復のために1億米ドルを供与したことに関して歓迎の意を表明した。

声明は「この重要な貢献は安定回復に必要」だと高く評価している。

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また、AP(8月17日付)は、米国の複数の高官の話として、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)が実効支配するシリア北部各所に対して米国が供与を約束していた2億3,000千万米ドルの支援を中止したと伝えた。

同高官らによると、供与が中止された2億3,000千万ドルは、別の用途で使用されるという。

AFP, August 17, 2018、ANHA, August 17, 2018、AP, August 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 17, 2018、al-Hayat, August 17, 2018、Reuters, August 17, 2018、SANA, August 17, 2018、UPI, August 17, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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