ダーイシュ(イスラーム国)の広報部門の一つフルカーン広報機構は、イード・アドハー(犠牲祭)に合わせ、アブー・バクル・バグダーディー指導者の音声声明を配信した。
バグダーディー指導者と思われる人物の音声声明が出されるのは、2017年10月のラッカ市陥落後初めて。
55分におよぶ声明のなかで、バグダーディー指導者と思われる人物は、「爆弾、ナイフ、車を使って攻撃せよ」と呼びかける一方、「勝敗は、たかだか一つの都市、あるいは町が奪われたかどうかで計られるものではない。勝敗は、航空兵器、弾道ミサイル、スマート・ミサイルなどを保有していることでの優位によって決まるのではない」と述べ、ダーイシュの劣勢を否定、「シャーム、ダマスカス、ラッカ、イドリブ、アレッポにおけるカリフ制の兵たちよ、アッラーの約束、そして勝利を確信せよ」などと鼓舞した。
AFP, August 23, 2018、ANHA, August 23, 2018、AP, August 23, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 23, 2018、al-Hayat, August 24, 2018、Reuters, August 23, 2018、SANA, August 23, 2018、UPI, August 23, 2018などをもとに作成。
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