フランスのエマニュエル・マクロン大統領は各国駐在のフランス大使を前に演説、そのなかで「私は、アサドの退陣を我々の外交人道活動の前提条件とはしない。だが、彼が権力の座にとどまることは「グロテスクとでも言うべき過ち」になるだろう」と述べた。
マクロン大統領はしかし、「シリアにおける我々の第1の敵はダーイシュ(イスラーム国)だ」と強調、「シリア国民が誰によって支配されるかを決める」と述べ、アサド政権に退陣を求めない姿勢を示した。
一方、シリア軍がイドリブ県で準備しているとされる戦闘で化学兵器を使用しているとの一部情報については、「フランス政府は、ダマスカス郊外県東グータ地方のドゥーマー市での化学兵器攻撃への対抗措置として、米英政府と協力してこの4月にシリア政府の拠点に対して実施した…。もし化学兵器の使用が新たに確認されれば、我々はこれと同じ方法を続けるだろう」と述べた。
フランス24(8月27日付)などが伝えた。
AFP, August 27, 2018、ANHA, August 27, 2018、AP, August 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 27, 2018、France 24, August 27, 2018、al-Hayat, August 28, 2018、Reuters, August 27, 2018、SANA, August 27, 2018、UPI, August 27, 2018などをもとに作成。
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