シリア軍は米占領下のタンフ国境通行所方面に逃走を図るダーイシュ戦闘員を追撃(2018年8月31日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月31日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにスワイダー県東部に隣接するサファー丘で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃、米国が占領するヒムス県のタンフ国境通行所方面に逃走を図る戦闘員を追撃した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市とマヤーディーン市を結ぶ幹線道路でシリア軍と親政権民兵の車列を要撃し、多数の死傷者が出た。

この車列はイラク国境方面からダイル・ザウル市に向かって移動中だったという。

なお、県東部では西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュと各地で交戦した。

AFP, August 31, 2018、ANHA, August 31, 2018、AP, August 31, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2018、al-Hayat, September 1, 2018、Reuters, August 31, 2018、SANA, August 31, 2018、UPI, August 31, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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