ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月10日付)を公開し、9月9日に難民45人(うち女性14人、子供23人)が新たに帰国したと発表した。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は11,859人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者11,541人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は24万1,139人(うち女性7万2,324人、子供12万2,980人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は698万9,342人(うち女性216万6,696人、子供349万4,671人)。
一方、9月9日に国内避難民353人が新たに帰宅した。
これにより、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は122万9,238人(うち女性36万9,039人、子供62万6,723人)となり、うち2018人1月以降の帰宅者数は14万6,876人(4万4,330人、子供7万4,719人)となった。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月10日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を30件(アレッポ県16件、ハマー県1件、ラタキア県13件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームも4件(イドリブ県1件、ハマー県3件)の停戦違反を確認した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, September 10, 2018をもとに作成。
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