国連安保理で、イドリブ県情勢への対応を協議するための会合が開かれた。
会合はロシアの呼びかけによるもので、ロシアのワシーリー・ネベンジャ国連大使は、「民間人の声明を守りつつ、イドリブ県の過激派を撃破する」と述べた。
ネベンジャ大使はまた、「我々はシリアに難民を帰還させるため行動を続けており、近隣諸国とも協力している」と強調する一方、「シリアの過激派は化学兵器を使用している。イドリブ県にはダーイシュ(イスラーム国)とヌスラ戦線(シャーム解放機構)のメンバーが数千人いる」と述べた。
これに対して、米国のニッキー・ヘイリー国連大使は、ロシア・シリア両軍がイドリブ県に対してすでに100回以上もの爆撃を行っていると非難、「唯一の目的は血塗られた軍事征服」と指弾した。
AFP, September 11, 2018、ANHA, September 11, 2018、AP, September 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2018、al-Hayat, September 12, 2018、Reuters, September 11, 2018、SANA, September 11, 2018、UPI, September 11, 2018などをもとに作成。
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