トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は『ニューヨーク・タイムズ』(9月14日付)に寄稿し、そのなかで西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)を主導する民主統一党(PYD)がシリア政府との合意(7月)に基づき、反体制派の支配下にあるイドリブ県での戦闘に部隊を派遣し、シリア軍を支援しようとしていると主張した。
そのうえで、トルコがテロ組織をみなしているこのPYD(ロジャヴァ、人民防衛隊(YPG))を支援する米国に対して、「だれがこの地域における真の同盟者を見極めるべき」と訴えた。
**
チャヴシュオール外務大臣はまた、パキスタンのヒナ・ラッバーニ・カル外務大臣との会談後の共同記者会見で、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が17日(月曜日)にロシアのヴラジミール・プーチン大統領と会談し、シリア情勢について協議することを明らかにした。
チャヴシュオール外務大臣はまた、イドリブ県での「テロ組織との戦いについて、我々はみなと協力する用意がある…。だが、テロとの戦いを口実に、女性、子供、民間人を無差別に殺害することは人道的ではない」と述べた。
『ハヤート』(9月15日付)が伝えた。
AFP, September 14, 2018、ANHA, September 14, 2018、AP, September 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 14, 2018、al-Hayat, September 15, 2018、The New York Times, September 14, 2018、Reuters, September 14, 2018、SANA, September 14, 2018、UPI, September 14, 2018などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…