ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月15日付)を公開し、9月14日に難民83人(うち女性25人、子供42人)が新たに帰国したと発表した。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は13,281人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者12,963人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は24万2,561人(うち女性7万2,768人、子供12万3,706人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は699万7,467人(うち女性216万9,215人、子供349万8,734人)。
一方、国内避難民317人が9月14日に新たに帰宅した。
これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は14万8,655人(うち女性4万5,075人、子供7万5,681人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は123万1,027人となった。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月14日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を33件(アレッポ県24件、ハマー県2件、ラタキア県7件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, September 15, 2018をもとに作成。
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