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ヒズブッラーのナスルッラー書記長「誰も我々にシリアからの撤退を強要などできない」(2018年9月19日)

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、アーシューラー合わせて、マナール・チャンネルを通じてテレビ演説を行い、ロシア・トルコ首脳会談でイドリブ県での非武装地帯の設置が合意されたことに歓迎の意を示すとともに、引き続きシリアに留まり活動を続けると表明した。

ナスルッラー書記長は「イスラエルはさまざまな言い訳を繰り返し、シリアへの攻撃を続けている。イランがラタキア県でヒズブッラーに武器を供与しているという主張は根も葉もない…。シリアに対するイスラエルの度重なる爆撃は、ヒズブッラーへの武器移転とは無関係だ。イスラエルはシリアがミサイル技術を得ることを阻止しようとしている」と述べた。

また「誰も我々にシリアからの撤退を強要などできない。シリアの指導部が我々を必要とする限り、我々はそこに留まり続ける…。我々はイドリブ県にかかる合意が成立しても留まるだろう」と強調した。

Qanat al-Manar, September 1, 2018

AFP, September 19, 2018、ANHA, September 19, 2018、AP, September 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 19, 2018、al-Hayat, September 20, 2018、Qanat al-Manar, September 18, 2018、Reuters, September 19, 2018、SANA, September 19, 2018、UPI, September 19, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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