米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県タンフ国境通行所一帯(55キロ地帯)で活動を続けてきたカルヤタイン殉教者旅団は、ヨルダン北東部の国境地帯にあるルクバーン・キャンプに身を寄せるシリア難民に向けて声明を出し、「同キャンプの難民の苦労を軽減するため、希望する民間人と戦闘員をシリア北部に移送する」と発表した。
カルヤタイン殉教者旅団は、ロシアとの協議の末、シリア政府支配地域を経由し、トルコの実質占領下にあるアレッポ県北部に転戦すると発表していた。
『ハヤート』(9月22日付)が、ルクバーン・キャンプの報道筋の話として伝えたところによると、民間人(難民)2,400人を約3,100人が、カルヤタイン殉教者旅団の戦闘員およびその家族とともに登録を済ませ、シリア北部(ジャラーブルス市一帯)への移動の準備をしているという。
AFP, September 22, 2018、ANHA, September 22, 2018、AP, September 22, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 22, 2018、al-Hayat, September 22, 2018、September 23, 2018、Reuters, September 22, 2018、SANA, September 22, 2018、UPI, September 22, 2018などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…