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エジプトのシュクリー外務大臣はイドリブ県からのテロリスト脱出に警鐘を鳴らし、ロシア・トルコ首脳によるイドリブ県での非武装地帯設置合意を暗に批判(2018年9月23日)

エジプト外務省は声明を出し、17日のロシア・トルコ首脳によるイドリブ県での非武装地帯設置合意に関して、サーミフ・シュクリー外務大臣は、イドリブ県から域内の他の地域や国にテロ分子が退去する安全回廊を与えてしまうことの危険に警鐘を鳴らした、と非難した。

声明によると、シュクリー外務大臣は、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表とニューヨークにあるエジプト国連代表部での会談で、非武装地帯設置合意に対して暗に疑義を呈したという。

AFP, September 23, 2018、ANHA, September 23, 2018、AP, September 23, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 23, 2018、al-Hayat, September 24, 2018、Reuters, September 23, 2018、SANA, September 23, 2018、UPI, September 23, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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