新興のアル=カーイダ系組織の仲介でシリアのアル=カーイダとトルコが後押しする反体制派が和解(2018年9月24日)

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)と、トルコが後押しする国民解放戦線が、イドリブ県南部のフバイト村での対立を解消することで合意した。

両者が交わした合意は、新興のアル=カーイダ系組織であるアンサール・ディーン(アンサール・ディーン戦線)が仲介、24時間以内に、双方が攻撃を停止し、逮捕者を釈放するとともに、アンサール・ディーンにすべての検問所を引き渡すことを定めている。

フバイト村では最近になって、シャーム解放機構と国民解放戦線が衝突、国民解放戦線のメンバー2人が殺害されており、合意ではその容疑者の身柄を引き渡すことも記載されているほか、シャイフ・ムスファター村でもアンサール・ディーンの仲介で和解を行うことが定められている。

Kull-na Shuraka’, September 24, 2018

AFP, September 24, 2018、ANHA, September 24, 2018、AP, September 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 24, 2018、al-Hayat, September 25, 2018、Reuters, September 24, 2018、SANA, September 24, 2018、UPI, September 24, 2018などをもとに作成。

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