シリア石油公社(SPC)は、2011年3月から2018年半ばまでに原油約2億5,200万バレル(26億2,300万シリア・ポンド、約520万米ドル)を損失、また略奪・破壊による物的被害が550億シリア・ポンド(約1億1,000万米ドル)に及んでいるとの試算を発表した。
同公社は現在、ヒムス県、ハサカ県、ラッカ県、ダイル・ザウル県で解放された油田の復旧、生産再開、増産を推し進めており、2018年上半期には914万バレル(5万500バレル/日)の原油を生産したという。
このうち、690万バレルがハサカ県各所で、39万400バレルが中部地方(ヒムス県、ラッカ県)で、170万バレルがハサカ県ジャブサ油田で、14万7,500バレルがダイル・ザウル県のマハーユ油田で生産されたという。
『ハヤート』(10月1日付)が伝えた。
AFP, September 30, 2018、ANHA, September 30, 2018、AP, September 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2018、al-Hayat, October 1, 2018、Reuters, September 30, 2018、SANA, September 30, 2018、UPI, September 30, 2018などをもとに作成。
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