ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月2日付)を公開し、10月1日に難民145人(うち女性44人、子供71人)が新たに帰国したと発表した。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は15,473人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者15,155人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は24万4,753人(うち女性7万3,422人、子供12万4,815人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は663万9,529人(うち女性199万1,892人、子供338万6,150人)。
一方、国内避難民340人が10月1日に新たに帰宅した。
これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は15万7,073人(うち女性4万7,486人、子供7万9,535人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は123万9,435人(うち女性37万2,195人、子供63万1,540人)となった。
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ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(アレッポ県1件、イドリブ県1件、ラタキア県5件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームも1件(ハマー県)で停戦違反を確認した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, October 2, 2018をもとに作成。
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