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米国防総省報道官はイラン・イスラーム革命防衛隊によるダイル・ザウル県南東部のダーイシュ拠点に対する越境ミサイル攻撃を非難、ロシア大統領府は理解を示す(2018年10月2日)

米国防総省のショーン・ロバートソン報道官は、10月1日のイラン・イスラーム革命防衛隊によるダイル・ザウル県南東部のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対する越境ミサイル攻撃に関して、「無責任で、安全でなく、緊張を高める」と非難した。

ロバートソン報道官は、「(イラン・イスラーム革命防衛隊による)攻撃は、(米主導の)有志連合との連携なしに行われた…。連携がなされないままにミサイルが発射されることは、この地域の領空への脅威となる」としたうえで、「有志連合にはユーフラテス渓谷でダーイシュを敗北させる能力があるが…、この地域でのイランの振る舞いは無責任で、安全さを欠き、緊張を高める」と述べた。

アナトリア通信(10月2日付)が伝えた。

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ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、10月1日のイラン・イスラーム革命防衛隊によるダイル・ザウル県南東部のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対する越境ミサイル攻撃に関して、CNN(10月2日付)に対して、「この措置は、テロとの戦いの取り組みの一環をなしている。シリアでのテロ、そしてテロ組織に対する戦いは続いており、今後も続けられる」と述べ、理解を示した。

AFP, October 2, 2018、Anadolu Ajansı, October 2, 2018、ANHA, October 2, 2018、AP, October 2, 2018、CNN, October 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 2, 2018、al-Hayat, October 3, 2018、Reuters, October 2, 2018、SANA, October 2, 2018、UPI, October 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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