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2014年3月16日のシリア情勢:諸外国の動き

PFLP-GCのフサーム・アラファート氏は『ハヤート』(3月17日付)に、ダマスカス県ヤルムーク区での停戦に関して、「キャンプの危機への対処にあたるPLOおよびパレスチナ14組織からなる代表団は、シリア政府のもとで、ヤルムーク・キャンプの危機解決に向けた新たな合意に至った。この合意は昨日(16日)発効し、2週間継続される」と述べた。

同合意は、パレスチナ諸派による合同部隊とシリア警察部隊のキャンプへの展開と、展開後の食糧、福祉サービスなどの支援を骨子としているという。

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ペトラ通信(3月16日付)によると、ヨルダンのマフラク県民間防衛局のナーイフ・ワナーイサ局長が、15日晩に、ザアタリー市を移動中のシリア人避難民のテントで火災が発生し、子供2人が焼死したと発表した。

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サウジアラビアと中国は共同声明を出し、シリア情勢の悪化に対して懸念を表明、ジュネーブ合の完全履行と、早急な政治的解決の必要を強調した。

共同声明は、サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ副首相兼国防大臣の北京訪問を受けたもので、シリア情勢以外にも中東危機における公正且つ包括的和平実現の重要性などが強調された。

AFP, March 16, 2014、AP, March 16, 2014、ARA News, March 16, 2014、Champress, March 16, 2014、al-Hayat, March 17, 2014、Iraqinews.com, March 16, 2014、Kull-na Shuraka’, March 16, 2014、Naharnet, March 16, 2014、NNA, March 16, 2014、Petra, March 16, 2014、Reuters, March 16, 2014、SANA, March 16, 2014、UPI, March 16, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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