ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月4日付)を公開し、10月3日に難民454人(うち女性135人、子供231人)が新たに帰国したと発表した。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は16,414人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者16,096人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は24万5,694人(うち女性7万3,704人、子供12万5,295人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は663万9,529人(うち女性199万1,892人、子供338万6,150人)。
一方、国内避難民254人が10月3日に新たに帰宅した。
これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は15万7,670人(うち女性4万7,693人、子供7万9,803人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は124万32人(うち女性37万2,404人、子供63万1,808人)となった。
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ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(ハマー県2件、アレッポ県2件、ラタキア県7件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, October 4, 2018をもとに作成。
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