ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(10月7日付)によると、5日に県南東部のブーカマール市近郊のユーフラテス川右岸(西岸)の複数カ所にロシア軍部隊が展開を開始したのを受けて、同地に展開していた「イランの民兵」が退去した。
「イランの民兵」が退去したのは、マヤーディーン市からマフカーン町を経由し、ブーカマール市に至る地域で、同地から「イランの民兵」が完全撤退したという。
ドゥラル・シャーミーヤ(10月8日付)によると、「イランの民兵」はブーカマール市からイラン領内(カーイム市)方面に撤退したという。
なお、ロシア軍展開地域の対岸のユーフラテス川左岸(東岸)には、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が展開し、サイヤール村一帯の拠点を強化している。
AFP, October 7, 2018、ANHA, October 7, 2018、AP, October 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 7, 2018、October 8, 2018、Euphrates Post, October 7, 2018、al-Hayat, October 8, 2018、Reuters, October 7, 2018、SANA, October 7, 2018、UPI, October 7, 2018などをもとに作成。
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