ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月13日付)を公開し、10月12日に難民183人(うち女性55人、子供93人)が新たに帰国したと発表した。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は17,761人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者17,443人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 247,041人(うち女性74,111人、子供125,976人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,639,529人(うち女性1,991,859人、子供3,319,765人)。
一方、国内避難民28人(うち女性10人、子供12人)が10月12日に新たに帰宅した。
帰宅先は東グータ地方で、イドリブ県アブー・ズフール町からの避難民の帰宅はなかった。
これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は158,664人(うち女性48,020人、子供80,271人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,241,026人(うち女性373,018人、子供632,654人)となった。
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ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(アレッポ県5件、ラタキア県2件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, October 13, 2018をもとに作成。
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