ダルアー県では、15日に再開されたナスィーブ国境通行所(ヨルダン側はジャービル国境通行所)で、兵役や予備役を忌避し、ヨルダンに逃亡していた市民多数が、免罪手続きを終えて、家族とともにシリアに入国した。
同通行所の出入国管理センター長を務めるマーズィン・ガンドゥール大佐によると、今回免罪手続きを終えてシリアに帰国した市民は、在ヨルダン・シリア大使館で入国許可証を取得するのに必要なIDや身元を確認し得る文書を所持していなかったため、民事局および出入国管理局が入国許可を与えるための手続きを行ったという。
今回帰国した市民はダルアー市民、ラッカ市民で、帰国を望んでおり、その一部はシリア軍に従軍するという。
SANA(10月18日付)が伝えた。
**
一方、RT(10月18日付)によると、アラブ湾岸諸国向けのシリア産品を積載したシリア国際産品貨物会社の貨物車輌4台が、ナスィーブ国境通行所を通過し、ヨルダンに入国した。
4台のうち2台はサウジアラビアに向かったという。
AFP, October 18, 2018、ANHA, October 18, 2018、AP, October 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 18, 2018、al-Hayat, October 19, 2018、Reuters, October 18, 2018、RT, October 18, 2018、SANA, October 18, 2018、UPI, October 18, 2018などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…