反体制系サイトのザマーン・ワスル(10月20日付)は、シリアで安価な食品を購入するために、ダルアー県のナスィーブ国境通行所を経由してシリアに入国するヨルダン人を非難するフェイスブックの書き込みがSNSで反響を呼んでいると伝えた。
この書き込みはマアーン科学チャンネルに20日に書き込まれたもので、「フィダー・ザタリー」という女性の名の署名入り。
書き込みでは、「あなたたちの車がシリアに行き…、殉教者の血で潤った土地で育ったジャガイモやリンゴを山積みにして戻ってくる…。あなたたちは自分の子供たちに、あなたたちが食べたこのジャガイモの下には集団墓地があって、そこにはあなたたちと同じような人たちが埋められている、と言えますか?」、「保護を求めていた住民が2ヶ月にわたり国境に留め置かれていたダルアー県を通り過ぎ…、化学兵器の臭いが残っている(ダマスカス郊外県の)東グータ地方に行くのですか?」などと、シリアに入国するヨルダン人に語りかけている。
そして「あなたたちの笑いで犠牲者に不快な思いをさせないでください…。あなたたちが(シリアから)家に戻ったら…、人間性を失ってしまっていることを思い知って下さい」と締めくくっている。
AFP, October 20, 2018、ANHA, October 20, 2018、AP, October 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 20, 2018、al-Hayat, October 21, 2018、Reuters, October 20, 2018、SANA, October 20, 2018、UPI, October 20, 2018、Zaman al-Wasl, October 20, 2018などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
イドリブ県では、テレグラムの「…
イランを訪問中のバッサーム・サ…