シリアで反体制派に拘束されていたとされる日本人が解放される(2018年10月23日)

菅義偉官房長官は23日夜、緊急の記者会見を開き、2015年にシリアに不法入国し、反体制派に拘束されていたとされる安田純平氏と思われる男性が、トルコ南西部のアンタキア市の入館施設に保護されているとの情報が入ったことを明らかにした。

首相官邸のホームページによると記者会見での管官房長官の発言は以下の通り。

本日、日本時間19時40分頃、3年前にシリアで拘束された安田純平氏が、早ければ本日中に解放されるという情報が、カタール国からもたらされました。その後、日本時間21時頃、カタール国からの連絡として、安田純平氏が解放され、トルコ当局のアンタキヤの入管施設にいるとの情報がもたらされております。現在、トルコ当局等を通じて、人定関係を確認中でありますが、諸般の情報を総合すれば、安田純平氏本人である可能性が高いものと考えられ、その旨を安田氏の御夫人にもお伝えいたしました。なお、人定関係の確認には一定の時間を要する見込みであります。

Kyodo, February 18, 2015

首相官邸ホームページなどをもとに作成。

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