ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、シリア情勢に関する声明を出し、そのなかで「トルコ政府はイドリブ県での非武装地帯設置にかかる合意が規定するすべての責任や制約を実行していないが、この点に関して具体的な取り組みを行っている」と評価した。
また、同地での緊張緩和地帯での停戦監視に関しては、ロシアが10カ所、トルコが12カ所、イランが7カ所の監視所を設置し、活動を行っていることを改めて明らかにした。
一方、複数の住民から、ホワイト・ヘルメットが住民に対して、食糧提供と引き替えに、化学兵器攻撃の捏造ビデオに出演するよう提案しているとの通報があったと指摘、アレッポ県アアザーズ市、マーリア市、ジューバーン・ベク村でこうした試みが行われていることを明らかにした。
このほか、米主導の有志連合の軍事行動に関して、ダイル・ザウル県南東部でのダーイシュ(イスラーム国)に対する爆撃で、少なくとも住民120人が巻き添えとなって死亡したと述べた。
RT(10月31日付)が伝えた。
AFP, October 31, 2018、ANHA, October 31, 2018、AP, October 31, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 31, 2018、al-Hayat, November 1, 2018、Reuters, October 31, 2018、RT, October 30, 2018、SANA, October 31, 2018、UPI, October 31, 2018などをもとに作成。
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