ANHA(11月2日付)は、10月31日にトルコ軍が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配下のアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市一帯とラッカ県タッル・アブヤド市一帯(いずれもユーフラテス川東岸)への砲撃を激化したことを受けて、米国が主導する有志連合と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が両地での合同パトロールを開始した、と伝えた。
合同パトロールは、アイン・アラブ市西のシュユーフ村から同市内を経て、タッル・アブヤド市に至る国境地帯で行われ、シリア民主軍と有志連合の兵士、車輌が参加したという。
しかし、トルコ軍はタッル・アブヤド市の住宅街に向けて発砲を続け、ANHAの記者2人が負傷した。
記者によると、トルコ軍は自分たちを狙った発砲してきたという。
AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018などをもとに作成。
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