シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線がアレッポ県西部でも停戦(2018年11月3日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月3日付)によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線が、県西部のカフル・ナースィフ村とバービカ村での戦闘停止などを骨子とする合意を交わした。

合意では、国民解放戦線に所属するヌールッディーン・ザンキー運動がカフル・ナースィフ村への進入を禁止すること、シャーム解放機構が同村入口に検問所を設置すること、などが定められている。

両者は「家族のいざこざ」を発端としてカフル・ナースィフ村一帯で衝突していた。

al-Durar al-Shamiya, November 3, 2018

AFP, November 3, 2018、ANHA, November 3, 2018、AP, November 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 3, 2018、al-Hayat, November 4, 2018、Reuters, November 3, 2018、SANA, November 3, 2018、UPI, November 3, 2018などをもとに作成。

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