シリア総会設置評議会はシリア革命旗を委任統治時代のシリア国旗から「アッラーの他に神なし、ムハンマドはアッラーの使徒なり」と書かれた新デザインに変更(2018年11月11日)

シリア総会設置評議会が声明を出し、シリア革命の旗を変更すると発表した。

シリア革命をめざす活動家は、緑、白、黒の3色に赤い星3つを配したフランス委任統治時代のシリア国旗を使用していたが、この決定により、シリア革命の公式旗は緑、白、黒の3色に赤字で「アッラーの他に神なし、ムハンマドはアッラーの使徒なり」を配したものに変更されたという。

シリア総会設置評議会の公式サイト(https://www.sygfc.net/)によると、同評議会は「研究者や革命家のチームのイニシアチブによって発足」した組織で、抑圧体制の打倒を通じてシリア革命の諸目的を実現することをめざしているという。

メンバーには、自由シリア軍の創設者であるリヤード・アスアド大佐などがおり、トルコで活動している。

al-Durar al-Shamiya, November 11, 2018

al-Durar al-Shamiya, November 11, 2018

AFP, November 11, 2018、ANHA, November 11, 2018、AP, November 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 11, 2018、al-Hayat, November 12, 2018、Reuters, November 11, 2018、SANA, November 11, 2018、UPI, November 11, 2018などをもとに作成。

 

(C)青山弘之 All rights reserved.

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