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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから128人、ヨルダンから798人の難民が帰国、避難民287人が帰宅(2018年11月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月13日付)を公開し、11月12日に難民926人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは128人(うち女性42人、子供55人)、ヨルダンから帰国したのは798人(うち女性217人、子供404人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は36,448人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者24,154人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者12,294人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 265,728人(うち女性79,705人、子供135,406人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,643,618人(うち女性1,993,085人、子供3,321,809人)。

一方、国内避難民287人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは34人(うち女性9人、子供13人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは253人(うち女性82人、子供128人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は166,357人(うち女性50,566人、子供83,821人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,248,719人(うち女性375,564人、子供636,204人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(アレッポ県3件、イドリブ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 13, 2018をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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