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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから404人、ヨルダンから1,020人の難民が帰国、避難民207人が帰宅(2018年11月17日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月17日付)を公開し、11月16日に難民1,424人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは404人(うち女性122人、子供206人)、ヨルダンから帰国したのは1,020人(うち女性306人、子供519人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は41,111人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者24,911人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者16,200人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 270,391人(うち女性81,122人、子供137,806人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,614人(うち女性1,994,284人、子供3,390,283人)。

一方、国内避難民207人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは29人(うち女性13人、子供8人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは178人(うち女性58人、子供88人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は167,329人(うち女性50,884人、子供84,296人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,249,691人(うち女性375,882人、子供636,679人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(アレッポ県3件、ラタキア県2件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも3件の停戦違反(ラタキア県)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 17, 2018をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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