英国で活動する「シリアのパレスチナ人のための行動グループ」は、シリア政府によるパレスチナ難民への抑圧の実態に関するレポートを発表した。
このレポートによると、2011年の混乱以降、パレスチナ難民65万人のうち15万人が「体系的な強制移住」を強いられ、国外に追われたという。
また、60%以上の難民が少なくとも1度はシリア国内で避難を余儀なくされ、子供の被害に関しては、2018年11月20日現在、シリア軍の空爆によって123人、狙撃によって15人、発砲によって11人が、拷問によって2人を含む241人死亡したという。
2016年末までに欧州に8万5000人以上、レバノンに約3万1000人、ヨルダンに1万7000人、エジプトに6000人、トルコに8000人、ガザ地区に1000人のパレスチナ難民が移住しているという。
Action Group for Palestinians of Syria, November 22, 2018、AFP, November 22, 2018、ANHA, November 22, 2018、AP, November 22, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 22, 2018、al-Hayat, November 23, 2018、Reuters, November 22, 2018、SANA, November 22, 2018、UPI, November 22, 2018などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…