2014年3月20日のシリア情勢:反体制勢力の動き(追記)

シャームの民のヌスラ戦線、シャーム・イスラーム運動、シャーム・アンサール大隊(イスラーム戦線)はユーチューブを通じて共同声明(http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=C-ngB4fOZOw)を出し、「アンファールの戦い」の開始を宣言、「シリア海岸(ラタキア県)において、我々は剣を抜いた。シリアの土地で我らが住民がお前らの不正から身を守り、すべての都市の包囲を解除し、お前らの刑務所から逮捕者を解放するまで、再び剣を鞘に戻すことはないだろう」と発表した。

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ハラブ・ニュース(3月21日付)は、20日に反体制活動家からなる「欧州電子軍」を名乗るグループが、シリア電子軍によるシリア革命反体制勢力国民連立のウェブサイトへのサイバー攻撃に対抗して、シリア国内のインターネット・システムにサイバー攻撃を仕掛け、数時間にわたってインターネットが不通になったと報じた。

これに関して、クッルナー・シュラカー(3月20日付)は、シリア全土でインターネットが不通になったと報じる一方、SANA(3月20日付)は、地中海とラタキア県を結ぶ老朽化したインターネット回線の修復が行われたと報じた。

Halabnews.com, March 21, 2014、Kull-na Shuraka’, March 20, 2014、March 21, 2014、SANA, March 20, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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