SANA(11月29日付)は、軍消息筋の話として、シリア軍防空部隊がダマスカス郊外県キスワ市上空を侵犯した標的を撃破したと伝え、その映像を公開した。
撃破した標的の所属、種類については明らかにされなかった。
また、スプートニク・ニュース(11月29日付)はシリア軍筋の話として、シリア軍防空部隊が防空システムを使用して、イスラエル軍戦闘機1機とミサイル4発を撃破したと伝えた。
一方、スプートニク・ニュース(11月30日付)によると、S-300防空システムは使用されなかったという。
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これに関して、イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ(Avichay Adraee)報道官はツイッター(https://twitter.com/AvichayAdraee/)のアカウントを通じて、「イスラエルの航空機が損害を受けた…という報道はウソだ」と綴った。
一方、イスラエルのイェディオト・アハロノト(11月29日付)は、イスラエル軍戦闘機がキスワ市に対して爆撃を実施したと伝えた。
爆撃は、その数時間前にレバノンのベイルート(国際空港)にイランの貨物機が着陸したことを受けたものだという。
ハダス(11月29日付)は、イスラエル軍がシリア南部の「イランの民兵」の拠点複数カ所を狙ったと伝えた。
AFP, November 29, 2018、ANHA, November 29, 2018、AP, November 29, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 29, 2018、al-Hadath Channel, November 29, 2018、al-Hayat, November 30, 2018、Reuters, November 29, 2018、SANA, November 29, 2018、Sputnik News, November 29, 2018、November 30, 2018、UPI, November 29, 2018、Ynet News, November 28, 2018などをもとに作成。
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