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ロシアのザハロワ外務省報道官「米国はタンフ国境通行所一帯の55キロ地帯を違法に占領し続け、あたかもその持ち主のように振る舞っている」(2018年12月5日)

ロシアのマリア・ザハロワ外務省報道官は記者会見で「米国はタンフ国境通行所一帯の55キロ地帯を違法に占領し続け、米国人はあたかもその持ち主のように振る舞っている」と批判した。

ザハロワ報道官はまた「米国の違法な駐留の目的は、クルド・カードを利用し、シリアを分割しようとしていることにある」と付言した。

一方、4日の記者会見でジェームズ・ジェフリー米国務省シリア問題担当特使が「彼らが12月14日までに失敗し続けるようなら…、アスタナのプラグを抜いてしまおう」と述べたことに関して、ジェフリー氏の発言はプロ意識を欠いており、非建設的だ」と批判した。

AFP, December 5, 2018、ANHA, December 5, 2018、AP, December 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2018、al-Hayat, December 6, 2018、Reuters, December 5, 2018、SANA, December 5, 2018、UPI, December 5, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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