米主導の有志連合はダイル・ザウル県南東部ハジーン市の病院を爆撃し8人を殺害、YPG主体のシリア民主軍は同市に突入(2018年12月7日)

ダイル・ザウル県では、SANA(12月7日付)によると、米主導の有志連合が県南東部のハジーン市を爆撃、市内にあるハジーン病院を破壊、少なくとも市民8人が死亡した。

ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(12月7日付)によると、死亡下のは一家8人で、ほとんどが女性と子供。

一方、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍広報センターは、シリア民主軍が米主導の有志連合の航空支援を受け、ハジーン市一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、戦闘員30人を殲滅したと発表した。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月7日付)によると、戦闘はハジーン市内でも行われたという。

AFP, December 7, 2018、ANHA, December 7, 2018、AP, December 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2018、al-Hayat, December 8, 2018、Reuters, December 7, 2018、SANA, December 7, 2018、UPI, December 7, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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