ロシア軍無人航空機がハマー県北西部にある国民解放戦線の拠点を爆撃、同県北部ではシリア軍と国民解放戦線が交戦(2018年12月8日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月8日付)が県北西部のガーブ平原にある国民交戦線の監視所(第20監視所)の情報として伝えたところによると、ラタキア県フマイミーム航空基地を離陸したロシア軍の無人航空機がガーブ平原上空に飛来し、爆撃を実施、自由イドリブ軍の戦闘員3人が負傷した(自由イドリブ軍によると5人)。

国民解放戦線のナージー・ムスタファー報道官によると、ロシア軍無人航空機が爆撃を行ったのは、ハークーラ村にある国民解放戦線の拠点の一つ。

一方、SANA(12月8日付)によると、シリア軍がサフル丘一帯に侵攻しようとした反体制武装集団を撃退した。

シリア人権監視団によると、シリア軍と交戦したのは国民解放戦線。

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イドリブ県では、ANHA(12月8日付)によると、シリア軍がフワイン村一帯を砲撃した。

AFP, December 8, 2018、ANHA, December 8, 2018、AP, December 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 8, 2018、al-Hayat, December 9, 2018、Reuters, December 8, 2018、SANA, December 8, 2018、UPI, December 8, 2018などをもとに作成。

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