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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから248人、ヨルダンから899人の難民が帰国、避難民176人が帰宅(2018年12月15日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月15日付)を公開し、12月14日に難民1,147人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは248人(うち女性75人、子供126人)、ヨルダンから帰国したのは899人(うち女性270人、子供458人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は65,700人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者30,647人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者35,026人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 294,980人(うち女性88,517人、子供150,338人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,664,415人(うち女性1,999,325人、子供3,398,852人)。

一方、国内避難民176人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは23人(うち女性8人、子供12人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは146人(うち女性52人、子供68人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は178,562人(うち女性54,930人、子供88,523人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,260,924人(うち女性379,928人、子供640,906人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を13件(ハマー県4件、ラタキア県4件、アレッポ県5件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも13件の停戦違反(ハマー県6件、ラタキア県2件、アレッポ県5件)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 15, 2018をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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