人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のジーハーン・アフマド報道官は、シリア北東部から米軍地上部隊が撤退した場合、シリア民主軍はシリア国旗を掲揚することを躊躇しないと述べた。
アフマド報道官は「シリア民主軍はマンビジュ市(アレッポ県)でのシリア国旗掲揚に反対しない…。我々はシリア政府との間に何の問題もない。これまで数度にわたり、シリア民主評議会を代表する交渉団がシリア政府の代表と会談してきた」と述べた。
アフマド報道官はまた「我々はシリアの一部で、分離の唱導者ではない。だが、我々は自由なシリアのもとで、我々自身の問題に対処するための自治局について合意したい…。とにかく、それが実現すれば我々は政府に反対はしない。分権的なシリアのもとで、民主主義に至ることで、我々の利益が望み通りに実現することになるからだ。つまり、我々は分離国家、分裂などを望んでいない。我々は我々の支配地域の自治を実現したいだけで、どの旗のもとにいようと問題ではない」と付言した。
そのうえで、「我々が今行っている取り組みとは、地域を守り、脅威を排除することだ」と締めくくった。
スプートニク・ニュース(12月21日付)が伝えた。
AFP, December 21, 2018、ANHA, December 21, 2018、AP, December 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2018、al-Hayat, December 22, 2018、Reuters, December 21, 2018、SANA, December 21, 2018、Sputnik News, December 21, 2018、UPI, December 21, 2018などをもとに作成。
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