トルコ軍がシリア国境地帯に増派、トルコの支援を受けるハムザ師団もマンビジュ市(アレッポ県)一帯に展開(2018年12月24日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月24日付)によると、トルコの支援を受けるハムザ師団の戦闘員が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支配下にあるマンビジュ市一帯地域に配備された。

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アナトリア通信(12月24日付)などによると、ドナルド・トランプ米政権によるシリアからの部隊撤退決定を受けるかたちで、トルコ軍部隊がキリス県のエルベイリ村に近い国境地帯に増派された。

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一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会の広報センターによると、トルコの支援を受ける反体制武装集団(いわゆる「ユーフラテスの盾」作戦司令室)がアレッポ県マンビジュ市北のサージュール川沿いのフワンジー村、アラブ・ハサン村にあるマンビジュ軍事評議会の拠点を砲撃、大トゥーハール村などで戦闘となった。

ANHA(12月24日付)が伝えた。

AFP, December 24, 2018、ANHA, December 24, 2018、AP, December 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 24, 2018、al-Hayat, December 25, 2018、Reuters, December 24, 2018、SANA, December 24, 2018、UPI, December 24, 2018などをもとに作成。

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