米国務省は、ブレット・マクガーク米大統領特使(有志連合調整担当)が12月31日付で辞任すると発表した。
マクガーク特使は2015年にバラク・オバマ前大統領によって任命されていたが、ドナルド・トランプ米大統領がシリアからの駐留部隊の撤退を決定(19日)する直前、ダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」という「ミッションが完了したなどと誰も発表していない」と述べていた。
なお、トランプ米大統領がシリアからの駐留部隊の撤退を決定して以降、辞任を表明したのは、ジェームズ・マティス国防長官(20日に辞任表明)に続いて2人目。
AFP, December 24, 2018、ANHA, December 24, 2018、AP, December 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 24, 2018、al-Hayat, December 25, 2018、Reuters, December 24, 2018、SANA, December 24, 2018、UPI, December 24, 2018などをもとに作成。
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