ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月31日付)を公開し、12月30日に難民1,294人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは398人(うち女性120人、子供203人)、ヨルダンから帰国したのは896人(うち女性269人、子供457人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は83,472人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者36,692人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者46,780人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 312,752人(うち女性93,848人、子供159,403人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,664,415人(うち女性1,999,325人、子供3,398,852人)。
一方、国内避難民446人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは19人(うち女性7人、子供10人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは163人(うち女性56人、子供71人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは256人(うち女性108人、子供73人)だった。
これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は186,234人(うち女性57,561人、子供91,383人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,268,596人(うち女性382,559人、子供643,766人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, December 31, 2018をもとに作成。
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