アレッポ県では、ANHA(1月6日付)などによると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が県西部の反体制武装集団の拠点都市を無血開城、制圧した。
ドゥラル・シャーミーヤ(1月6日付)によると、シャーム解放機構によるアターリブ市完全制圧は、同市名士との合意に基づくもの。
シャーム解放機構と同地で活動する国民解放戦線との対立を回避するために交わされた合意の内容は以下の通り。
①シャーム革命家大隊とバヤーリク・イスラーム運動を解体し、その武器はシリア政府支配地域との前線に残す。
②シャーム解放機構がアターリブ市の軍事と治安を担当する。
③シリア救国内閣が同市の行政と福祉を担当する。
④「ユーフラテスの盾」作戦司令室の兵員、司令部が同市に留まることは認めない。
⑤シャーム解放機構はシャーム革命家大隊とバヤーリク・イスラーム運動のメンバーの身の安全を保障する。
AFP, January 6, 2019、ANHA, January 6, 2019、AP, January 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2019、al-Hayat, January 7, 2019、Reuters, January 6, 2019、SANA, January 6, 2019、UPI, January 6, 2019などをもとに作成。
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