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フランスのル・ドリアン外務大臣「シリアに政治的解決がもたらされない限り、フランス軍をシリアから撤退させない」(2019年1月10日)

フランスのジャン=イヴ・ル・ドリアン外務大臣はCNews(1月10日付)で、シリアに政治的解決がもたらされない限り、同国に駐留させている部隊を撤退させることはない、と述べた。

ル・ドリアン外務大臣は「我々の軍の駐留は基本的にはイラクにおいてで、シリアにも若干ではあるが進駐しちえる。もちろん、政治的解決がなされるときに、我々はシリアから撤退する」と述べた。

ル・ドリアン外務大臣はまた「ロシアに(政治的解決の)責任がある。ロシアはシリア情勢に介入し、政権を支援し続けている。だから、シリアが政治的解決に至るまで、政治的な責任がある」と付言した。

AFP, January 10, 2019、ANHA, January 10, 2019、AP, January 10, 2019、CNews, January 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2019、al-Hayat, January 11, 2019、Reuters, January 10, 2019、SANA, January 10, 2019、UPI, January 10, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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