ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月12日付)を公開し、1月11日に難民1,412人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは498人(うち女性150人、子供253人)、ヨルダンから帰国したのは914人(うち女性274人、子供466人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は95,636人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者40,664人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者54,972人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 324,916人(うち女性97,499人、子供165,603人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,664,415人(うち女性1,999,325人、子供3,398,852人)。
一方、国内避難民173人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは30人(うち女性10人、子供11人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは143人(うち女性47人、子供57人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は1,985人(うち女性687人、子供842人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,270,754人(うち女性383,303人、子供644,676人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, January 12, 2019をもとに作成。
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