ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月14日付)を公開し、1月13日に難民1,166人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは398人(うち女性120人、子供203人)、ヨルダンから帰国したのは768人(うち女性230人、子供392人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は98,064人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者41,504人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者56,560人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 327,344人(うち女性98,228人、子供166,841人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,676,636人(うち女性2,002,991人、子供3,405,084人)。
一方、国内避難民245人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは28人(うち女性10人、子供11人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは217人(うち女性71人、子供104人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は2,640人(うち女性687人、子供842人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,271,236人(うち女性383,461人、子供644,897人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, January 14, 2019をもとに作成。
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