YPG主体のシリア民主軍と北・東シリア自治局は、トランプ米大統領が提案したシリア北東部国境地帯への安全地帯設置に関して、トルコの管理を拒否、国際社会が保障するなら設置を支援すると表明(2019年1月16日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍総司令部は声明を出し、ドナルド・トランプ米政権がツイッターのアカウントで国境地帯に設置するとした安全地帯に関して、国際社会の保障のもとに設置され、シリア北東部の多様なエスニック集団の共存が担保されるのであれば、設置に向けてあらゆる支援を行うと表明した。

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一方、北・東シリア自治局の執行評議会は声明を出し、この安全地帯に関して、トルコの管理下で設置されることを拒否、国連平和維持軍の派遣がなければ設置不可能だと表明した。

AFP, January 16, 2019、ANHA, January 16, 2019、AP, January 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2019、al-Hayat, January 17, 2019、Reuters, January 16, 2019、SANA, January 16, 2019、UPI, January 16, 2019などをもとに作成。

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