シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構と、トルコの庇護を受ける国民解放戦線を主導するアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動は、ハマー県ガーブ平原のシリア政府支配地域に面する前線拠点の処遇をめぐって新たな合意を交わした。
シャーム解放機構ハマー地区の司令官であるアブー・クサイ・ハマウィー氏が、ドゥラル・シャーミーヤ(1月19日付)に対して明らかにしたところによると、この合意に基づき「ガーブ平原におけるシャーム自由人イスラーム運動の戦闘員の役割は戦闘のみで、いかなる司令も行うものではない」という。
ハマウィー氏はまた、シャーム自由人イスラーム運動の拠点については「政権との前線拠点に本拠地としての役割を果たす拠点を1つだけ残すことになる」としたうえで、「合意ではシャーム自由人イスラーム運動はガーブ平原とシャフシャブー山に戻ると定めている」と述べ、シャーム解放機構の傘下で活動を続けることを強調した。
AFP, January 19, 2019、ANHA, January 19, 2019、AP, January 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2019、al-Hayat, January 20, 2019、Reuters, January 19, 2019、SANA, January 19, 2019、UPI, January 19, 2019などをもとに作成。
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