ロシア軍がイドリブ県を爆撃し、少なくとも1人が死亡(2019年1月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がジスル・シュグール市に近いジャーヌーディーヤ町一帯とバクサルヤー村をそれぞれ2度にわたり爆撃した。

バクサルヤー村での爆撃では、男性1人が死亡したという(ホワイト・ヘルメットによると、この爆撃で男女2人が死亡、9人が負傷)。

また、ロシア軍と思われる戦闘機が、サラーキブ市南のハーン・スブル村の森林地帯を爆撃した。

このほか、シリア軍はスカイク村一帯でシャーム解放機構を攻撃した。

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ハマー県では、SANA(1月20日付)によると、シリア軍がジスル・バイト・ラース村、カフルズィーター市に潜入しようとした反体制武装集団をシリア軍が迎撃した。

 

シリア軍はまた、アトシャーン村一帯で反体制武装集団を攻撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3 件(ラタキア県2件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を23件(ハマー県4件、イドリブ県12件、ラタキア県7件)を確認した。

AFP, January 20, 2019、ANHA, January 20, 2019、AP, January 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2019、al-Hayat, January 21, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 20, 2019、Reuters, January 20, 2019、SANA, January 20, 2019、UPI, January 20, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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