トルコの庇護を受ける国民解放戦線を主導する武装集団の一つヌールッディーン・ザンキー運動のタウフィーク・シハーブッディーン司令官は、ドゥラル・シャーミーヤ(1月20日付)に対して、「シリア北部(アフリーン郡)ジンディールス地区で司令部の会合が開かれ、トルコの支援と命令により、司令部の交代が行われた」ことを明らかにした。
シハーブッディーン司令官によると、この交代により、シハーブッディーン司令官自身、法務責任者のフサーム・アトラシュ氏、ウマル・サルフー氏、アリー・サイードゥー氏、アフマド・リズク氏、スライマーン・マフムード氏が解任されたという。
シハーブッディーン司令官によると、トルコ側はヌールッディーン・ザンキー運動の活動続行と支援に同意する一方、同運動がシリア北部に留まることの条件として、シハーブッディーン司令官ら幹部の解任を要求したのだという。
なお、新総司令官には「アブー・ヤマーン」を名のる人物、軍事司令官には「アブー・バシール」を名のる人物が任命されたという。
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イドリブ県、ドゥラル・シャーミーヤ(1月20日付)によると、シャーム解放機構がサラーキブ市にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点を急襲し、3人を拘束した。
この拠点は、爆弾を搭載した車の発進基地として使用されていたという。
AFP, January 20, 2019、ANHA, January 20, 2019、AP, January 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2019、al-Hayat, January 21, 2019、Reuters, January 20, 2019、SANA, January 20, 2019、UPI, January 20, 2019などをもとに作成。
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