ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は、「シリア:アレッポを脅かす不法な空爆」と題した報道発表(http://www.hrw.org/ja/node/124123)を出し、アレッポ県各地でのシリア軍による「無差別攻撃」を一方的に非難した。
同発表は、「新たな衛星画像や動画、目撃証言により、シリア政府が2013年11月からアレッポの反政府勢力支配地域に行っている大規模空爆の無差別性が明らかになった」と指摘、こうした攻撃が「2014年2月22日の国連安全保障理事会決議(第2139号)を無視するかたちで継続されている」と非難した。
同発表は、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団がラタキア県カサブ町、カサブ国境通行所などへの侵攻を開始し、トルコ軍がシリア軍戦闘機を撃墜(23日)した直後に出されている。
なお同発表では、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、イスラーム戦線など、アル=カーイダ系組織を含むジハード主義武装集団のアレッポ県などでの活動については触れられていない。
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