ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月21日付)を公開し、1月20日に難民1,181人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは407人(うち女性121人、子供207人)、ヨルダンから帰国したのは774人(うち女性232人、子供395人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は106,715人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者44,279人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者62,436人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 335,995人(うち女性100,823人、子供171,252人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民261人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは27人(うち女性11人、子供12人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは228人(うち女性77人、子供109人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は4,326人(うち女性1,483人、子供1,919人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,272,922人(うち女性384,042人、子供645,685人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, January 21, 2019をもとに作成。
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